Hoomeeの人生日記

凡人代表の私が日々成長する話。

日記祭に行ってきました。

とうとうこの日がやってきた。日記祭。

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朝早くから動き出し、日記祭が始まる時間帯に合わせて下北沢へ着いた。すんとした空気が美味しい。東京じゃないみたいだ。

下北沢は、自分が高校生のときによく行っていた。その時ぶりに足を踏み入れたわけだが、ここはどこだ!!!となってしまった。なぜか。「シモキタ」が変わっていたからである。洗練されながらも心地よさを感じられる、けど下北沢だ、ってわかる感じ。

駅を出るとマーケットのようなものがやっていて、なんだかあたたかかった。その日は天気も良かったが、それだけではなくて、なんだか人のあたたかさまで感じられた気がする。

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そんなあたたかマーケットを抜け、たどり着いた。謎の緊張感、「BONUS TRACK」の文字。ここでいいのか、そわそわ。あっ人がいる。あっやっぱりそうだ、日記祭だ。ここだ。


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来て、しまった…。はるばる。周りを見渡せば、さまざまな人、さまざまなブース、さまざまな日記。はてなブログの日記本を受け取るためだけにここに来たが、正直それだけではもったいないほど、会場内は充実していた。

さてと、日記本は…と思ったが、方向音痴ワイが爆誕してしまい、あちらこちらと会場内を動き回る。こういうとき、隣に人がいたらべらべらと「どこだ~わからん!ケラケラ」とか言ってたのだろうが、絶賛おひとり様。おひとり様の脳内はぎゅるぎゅると渦巻いていた。

ぎゅるぎゅるしながらも、やっと日記本配布場所を見つけた。ここだぞ、と入った建物のなかに見慣れた「はてなブログ」の文字。幸い人もいなかったので、そろーりと受け取りにいった。

こんにちは~!と明るいスタッフさんお二人が出迎えてくれた。「はてなブログ、ご利用されてるんですか~?」と聞かれたので、嘘はつけへん…と正直モノの私はこう口走った。「あの…載せていただいたみたいで」すると、本人登場にめちゃめちゃスタッフさんたちが反応してくれた。それがとても恐れ多く、そしてありがたかった。「ありがとうございます」と、こちらからも感謝の気持ちを述べ、「これからもよろしくお願いします」のお言葉を受け取り、天気に負けずぽかぽかした気持ちでブースを離れた。

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~追記~(2023.12.19)

blog.hatenablog.com

↑挙動不審ワイ、Hoomeeよりも丁寧にスタッフさんや会場の様子が綴られております。たしかにかなり前のめりに聞いてくださった。(笑)  皆様ありがとうございました。

 

わあ…もらっちゃった。これに載ってるんだ。少し座れるスペースがあったので、ゆっくり日記本を堪能しようと席についた。日記屋月日さんで売っていたカフェラテと共に、堪能タイムのスタートである。

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ぺら、と紙をめくると、日付順でいろんな人の日記が載っていた。どれも、些細な日常の中に、共感もありつつ、その人の彩が出ていて新しい発見もあった。日記だからか、より正直なその人達の気持ちが綴られていて、ありがたく日常をのぞき見した気分である。

そして、見慣れた文字。じぶんの、ブログのタイトル。

⇊掲載された日記はコチラ⇊

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紙で読みながら思った。デジタルで読むのとはまた違う。紙で読むの、なんか違う。いつものフォントと違うし、ページもめくれるし。なんか美味しいカフェラテは隣にあるし、人のあたたかな声が聞こえてくるし、すす~と流れる風も気持ちいいし。

達成感というより、ぬくぬくした喜びを感じていた。自分の文章が、紙になる。媒体になる。人の目に触れる。嬉しかった。

自分は一生、文やら何やら、語っていたい生き物なんだと。それを誰かに読んでもらい、その人に新しい発見を提供したいんだと。自分にとっての当たり前を、世の中にだしてみると、案外その人にとっては新しい扉を開くきっかけになるんじゃないかと。

「じぶんの日常を、だれかの非日常に。」

自分の日記の定義は、そうなのかもしれない。