先程、退室点検が終わり、4年間過ごしたお部屋は退去となりました。
外に出て、もう鍵がないから部屋に入れない現状を噛み締めてしまった。急に虚しくなって同じマンションの友達の部屋に少し居候させてもらった。
なんか、床に座らせていただいただけで、家の温もりに泣きそうになってた笑 あれ、こんなに家って素敵なもんなんだってその時に感じちゃいました。
その後は友達と別れて、コンビニで食料を調達し、コミュニティースペースへ来た。
むしゃむしゃと食べながら、途端に、今まで住んでいたあの部屋がもう自分のものではないことを、もう一度噛み締めさせられた。他人事のような感覚で、今までとは全く別の建物に感じてしまう。
4年間、いろんなことがあった。最初は家事のいろいろがわからなかったし。排水溝って掃除するんだ!のレベルだった。今考えても普通におかしい。
けど、ものを減らすことで生活にゆとりが出て、生活と向き合うことが楽しくなった。水回りの掃除もどうしたら楽にできるかとか、掃除にはどんなクリーナーがいいんだとか。そういうことを調べたり実践していった。気づいたら、私は暮らしに携わる職に就くことになっていた。
本当に、本当に、あのお部屋に感謝している。お部屋に感謝って聞いたことあんまりないけど、自分の正直な気持ちとしては、感謝だな。
さっき、雪の上を、キャリーケースをガラガラ引きずりながら歩いていた時、自分でも予想できないほどの喪失感だった。賃貸引き払う時ってこんな気持ちなんだな。
次住むところも、ちゃんと愛情を持って暮らしていきたい!生活に対する価値観がこれからも変わっていくんだろうけど、その度にいろんなことを実践していけたら。いいな!
4年間、ありがとうあのお部屋〜!!!