頑張らない、頑張らなかった。頑張らなかったか2ヶ月間。いや、これからも頑張るんだろうか。いや、今も頑張っているんだろうか。
とにかく、あの件をブログに公開してから「頑張らないことを徹底した2ヶ月間」を生きてみた。
↓あの件
「頑張らない」を明確に定義できないが、ここでは私が意識的に「頑張らない」と思っていたらそれでいいことにしてみよう。
さて、この2ヶ月間で感じたことを率直に一言で。
頑張らなくても、幸せだった。
私はあの件があるまで、私は私を「何者」でもなく、何も成し遂げていない人間だと思っていた。何かに飢えていた。社会に出て、今の日本の働き方では経済的にも枯渇していく一方だと危機感を持っていた。もちろんその危機感は悪いものではないと思う。けれども、そこまで自分を犠牲にすべきだったのだろうか。
今ある自分の幸せを噛みしめずして、何かに飢えて、周りにいる家族・友達・恋人との時間をアホのように削ってまでやるべきだったことなのだろうか。
自分のアンサーは、ノー、だった。
人によっては、人生は一度きりなのだから思いっきり挑戦した方がいいと言う人もいるだろう。けど自分は違った。人生は一度きりなのだから、いつ終わるのかわからないのだから、自分の大事なものをとことん大事にする人生がいいと思った。
そう、ただそう思った。
今の私は、仕事から帰っても勉強をしなくなった。その時間に、自己研鑽を積んでいる人も大勢いるだろうが、気にしないことにした。後悔したっていいと思った。だって、自分にこういう時間があってもいいじゃんって思った。これも、あの件で大失敗・大損失したからこそ得られた教訓のようなものだった。
なんかこう、周りがやってるから、とか焦るから、みたいな理由で人生をかけてまでやる必要ってないと思った。自分が本当に成し遂げたい、と思った時に犠牲にするものをひとつやふたつ作ってもいいと思った。
いいじゃん、まだ23歳だよ。と56歳の自分は言っているような気がする。
楽しいことを全部後回しにして、何が良い人生なんだろう。
この、頑張らないことに対して罪悪感を感じなくなった自分を、とことん褒めたい。
こうなるまで、15年はかかった気がする。
責任感・正義感の強い自分へ。
頑張らなかった大賞、受賞です!おめでとうございます!!!!!!