Hoomeeの人生日記

凡人代表の私が日々成長する話。

朝ごはんって、いいなあ

引っ越しの準備を着々と進めている、ここ最近。

大学生にしては早起きな9時。寝起きイチに引っ越し業者から段ボールを受け取った。

今日は担当の営業の人だけでなく、少し若い方も後ろから顔を出していた。あれま。朝早くから、こんな寝起きぼけぼけの女が失礼しました。

 

寝起きでも、気が知れていない大人と会ったからだろうか。今日はなぜか「早起きを楽しもうモード」になっていた。

いつもはお茶漬けとか、昨日の夜ご飯の残りとかを軽く食べるのに、気づいたら包丁とまな板を用意し、野菜を切っていた。窓の外から聞こえてくる車の音、差し込む光、いきなり全部が尊くなった。

そんな清々しい気分とは裏腹に、自分のお腹は貪欲で、食を求めていた。

 

作ったのは、ごま坦々鍋。いつもは豚肉を入れるけど、今日は余っていたモツをノリで入れた。窓際の机に腰かけ、朝日を楽しみながら鍋を食らう。

ああ、いいなあ。焦らず食べる朝ごはんって、いいなあ。社会人になったらできるんだろうか、こんなこと。

そんなことを考えてしまって、少し不安になった。けど、どんなに嫌なことがあってもこんな朝があったら、前を向けそうな気もしてきた。

夜中、変に気に病むよりきっとマシだ。悩むなら、朝にこの美味しい鍋を食べながら悩みたい。きっと悩みをどう消すか考えて、それがその日の行動指針になったりするんだろう。

 

左を向けば、荷造り用の段ボール。なんだか、実感が、湧いてきてしまった。

ここを離れること、これから違う地にいくこと、社会人になること、みんなに、たくさん、会えなく、なること。

でもいいや、明日引っ越すわけじゃない。それまでの時間を大切に、みんなとの思い出をたくさん作ればいい。後悔しないように。あ、また前を向けた。

 

朝ごはんって、いいなあ。

 

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