Hoomeeの人生日記

凡人代表の私が日々成長する話。

新卒。職場で、涙目になっていた話。

社会人になって10日になる。既に社会人だという事実を、ちゃんと認識しているのかよくわからない毎日を送っている。社会人だとはわかっている、けど、あまりにもスッと社会人になってしまったような気がして、落ち着きさえ生まれてしまった。

 

実はこの前、職場で事務処理をしている最中、いきなり涙目になった。なんかこう、自分が思い描いていた社会人生活より、格段に優しく素敵な人達に囲まれているということに、突然、しっとりと感激してしまった。

自分は、10日前まで(仕事に就いている)社会人ではなかった。それまで社会人に抱いていたイメージ、偏見はこんな感じ。「上司から叱責をうける」「上司ガチャ」「忙しくて聞く暇がない」「失敗したら気に病みそう」「お客様からのクレームがきたらどうしよう」まあ、こんなものかな。

しかし、私の仕事場は、そのイメージとは全く逆だった。特に「忙しくて聞く暇がない」に関しては。配属されて早々に、上司に「分からないことがあったら、必ずきいてください」と言われた。実際、これに関しては大学の先輩とかからも言われ慣れていたし、あまりこの段階では、すーっと心には響いていなかった。これは大事だと自分でも認識していた。わからないまま適当に物事を進めるのは迷惑になる、ということもわかっていた。でも。上司のこの一言で一気に自分の中で何かが吹っ切れる感覚があった。

「こっちが質問されすぎて嫌になるくらい、聞いてほしいんだ」

驚きだった。え?そんなに聞いて良いの?みなさんがPCを見ている間にも?していいの?と。実際、そこからはすぐに質問するようになった。わからないことを聞くこともそうだけど、「あれ、もしかしてこれって○○?」みたいなことまでバンバン質問するようになった。全員、手を止めて話を聞いてくれるのが信じられなかった。

私は、それからはトライアンドエラーを繰り返す日々だった。失敗することも、もちろんある。けれども、質問に快く応えてくれる同僚がいるという安心感が、自分が堂々と仕事をできるエネルギーに繋がることに気が付いた。

確かに、新卒というのは失敗してなんぼ、かもしれない。けど、なんでもかんでも失敗が許されるわけじゃない。その失敗を心に受け止めて、なぜ失敗したのか分析し、次につなげる。でも、そのためには「その失敗をする前に、失敗しないよう心掛けていた」という段階が必要なんじゃないかな。てきと~に仕事してたら、失敗しても他責にする自分が生まれてしまう気がする。そうならないために、質問をしまくる。わからないこと以外にも、時間があれば気になったことも聞いてみよ。

社会人2日目の私に言いたい、「失敗=嫌、怖い」というイメージを持っていた私へ。失敗は、できるようになるために必ず通るものだと。だから、失敗したら、気になったら、聞きまくろう。ちゃんと、あやふやにしないで、はっきりさせて次に進もう。

そういう気づきを与えてくれた職場の同僚に、感謝がとまらない毎日だ。まあ、感動しすぎてデスクでこっそり涙目になっていたのは、ちょっときもかった気がするけど。(笑)